バツ
素直じゃなかった私が経験した不幸について書いていきたいと思います。


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堕天使
堕天使
昼ドラよりもドロドロした私の人生。
毎日がどん底。
こんな私に、幸せな日は
来るのでしょうか?

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つらい
生きているのがつらい

私は誠を愛している。
だけど、恨んでもいる。

どうしていいのかわからない。

この胸の痛みを独り抱えながら
この先何十年も生きて行くなんて
私には無理かもしれない

誠に抱かれながら幸せを感じ
そして暗い過去に胸を痛める
この怒りを誰にぶつけたらいいのだろうか?

彼の胸に抱かれながら寝言でいつも
「どうしたら死ねるの?」
と言っている。
「俺がこんなに愛しているのにまだ死にたいと言うのか」
と彼は言う。

出来る事ならこのまま雪に抱かれて
永遠の眠りにつきたい。
真っ白な雪に抱かれて、心の痛みを凍らせたい。
秘密
結婚して、数ヶ月過ぎた頃、
ヒロシはある告白をした。

「実はもう一人弟がいる。」

確かヒロシの母は自分には子供が二人いると話していた。
一人はヒロシでもう一人はヒロシの妹だ。
なのに、もう一人弟がいるとは?

ヒロシの母はヒロシが小さい時に離婚している。
そのあと若い男と付き合ったらしい。
そしてヒロシに弟ができた。
だけど、その若い男は結婚してくれなかった。
はじめはヒロシの母がその子を育てていたが、
そのうち若い男の家に取られたと言っていた。
(嘘が上手い親子だから真実はわからないが…)

今まで私はヒロシの母は女で一つで
子育てして立派な人だと思っていた。
だけど、真実は違っていた。
自分の好きな様に生きてきた人なのだ。
ヒロシと妹はおばあちゃんに預けて
自分は好き勝手に生きて来た最低の人間なのだ。
私はヒロシの母を受け入れようと努力していたのだが、
ヒロシの弟の事を聞いて彼女を信じられなくなった。

結婚前にこの事を知っていたら
私はヒロシとは結婚しなかった。
結婚前にヒロシの母は私の母の前で
子供は二人だけだと話していた。
それなのに、もう一人弟がいるなんて!
許せない!
私を騙したヒロシと彼の母が許せない!
だけど、離婚なんてしてはいけないと
思っていた私はずっと我慢して
ヒロシと夫婦関係を続ける事を選んだ。
時々、私は夢を見た。
誠が迎えに来てくれる夢を…
夢だったけれど、
私は幸せだった。
「誠どうしてるだろうな。」
いつも考えていた。
私よりもずっと良いヒトを見つけて
幸せになっているに違いない。
誠の幸せを考え私は誠と別れ、
今こうしてツライ生活に耐えているのだ。
誠が幸せでないならば意味がない。
休日
平日、ヒロシは遅く帰って来て
帰って来てからはテレビやゲームをして
ほとんど夫婦らしい会話など無かった。
だから、休日くらいは夫婦らしくありたいと
思っていたのだが、
彼は休日も自分優先で私の事など考えてはくれなかった。

金曜・土曜は夜遅くまでテレビやゲームをして起きていて
土曜・日曜は昼過ぎるまで起きない。
一緒に外出する約束をしても
いつまでもダラダラして出発は夕方過ぎになる。
朝から準備していた私はいつも待ち疲れてしまっていた。

しかも、彼は私よりも母を優先して
私と外出する約束をしていても
実家に帰り母と過ごす事が多かった。

結婚って何だろう
夫婦って何だろう

私はいつも悩んでいた。
だけど、私は生きた屍。
自分の考えを持つ事など許されなかった。
キレるヒロシの言いなりになって
ただ彼の世話をしていればいいのだ。
実家
結婚して間もない時、
私はある資格を取るために
実家に時々帰っていた。
アパートと実家は片道5時間もかかったので
初めの頃は実家に一泊していた。
しかし、ヒロシの母がキレたので
私は実家に泊まる事はできなくなった。

ヒロシの母は私が実家に帰るのが気に入らないと言うのだ。
だけど、途中でやめてしまえば資格は取れない。
私は我慢して早朝アパートを出て
日帰りで教室に通った。
教室は月に二度。
実家の近くへ行っても、
実家へ帰る時間は無かった。
それでもヒロシの母の怒りは治まらなかった。
ヒロシの母は私が自分の奴隷になる事を望んでいたのだろう。
彼女は、嫁は姑の言う事を全て聞くものだと考えていた。
私は時々ヒロシの実家に行き、ごきげん伺いをしていたが
それだけでは彼女は満足しなかった。
いろいろプレゼントをしたり、
車係をさせられたり、
納得できない事を我慢してやっていた。
それでも、彼女は納得しなかった。



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